第64回(令和7年)地図ならびに地理作品展(広島)

主催:広島県地理作品展運営委員会

作品展の概要

「地図ならびに地理作品展」は、小・中・高・特別支援学校等の児童生徒に地図ならびに地理作品の制作を通して、地図に対する正しい理解を持たせると共に、それを活用する能力を身につけさせることを目的に毎年9月に開催されています。

どうする?Goする?逃げ地図から解く!ぼくの避難

国土地理院長賞

作品名:どうする?Goする?逃げ地図から解く!ぼくの避難

受賞者:広島市立中野小学校 6年 瀧口 遥生

作品主旨:
 平成30年7月の西日本豪雨でぼくの町は多くの被害が出た。もしまたあの雨が降った時、ぼくはどう避難するか考えた時、避難場所まで最適なルートと所要時間が一日で分かる「逃げ地図」を作ってみようと思った。
ぼくは、この逃げ地図に土砂と洪水のハザードマップに加え、平成30年7月に起きた西日本豪雨の被害の範囲をのせた。するとぼくが避難場所に行くルートは限られることがわかった。逃げ地図作りで、いざという時の事を家族で話し合えてよかったです。

日本全国とくさんぶつマップ

国土地理院中国地方測量部長賞

作品名:日本全国とくさんぶつマップ

受賞者:広島市立矢野南小学校 2年 髙松 颯

作品主旨:
 ぼくは、ち図をかくのがすきです。いつも小さなかみにかいています。1かい大きながよいうしにかいてみたくて。チャレンジしてみました。
そして、ぼくはおりがみがとてもすきです。おりがみでいろいろなものをおるのが、すごくとくいです。それで、このち図におりがみで特産物をあらわしてみました。大きなち図をかいてみたら上手にかけて、たのしかったです。
おりがみはむずかしいところがあったけれど、がんばってくふうしてつくりました。

太田川三角州(広島デルタ)の発展の歴史MAP

国土地理院長賞

作品名:太田川三角州(広島デルタ)の発展の歴史MAP

受賞者:広島市立祇園中学校 1年 河本 はるか

作品主旨:
 祖母が広島デルタに住んでおり、小さい頃から「この辺はもともと海だった」と聞いていたため、この地域を調べてみたいと思った。近くの大学の図書館で郷土史の本を借りたり、インターネットを使って情報収集をした。江戸時代からの地図や明治時代以降の写真が沢山残っていて、身近な地名や場所に触れながら、築城当時の約3倍となった広島デルタの広がりを実感できた。洪水や戦争を乗り越えて発展した大切な土地を、大切にしていきたい。

安芸高田市向原の泣き別れ分水界と分水嶺

審査員特別賞/国土地理院中国地方測量部長賞

作品名:安芸高田市向原の泣き別れ分水界と分水嶺

受賞者:広島大学附属中学校 1年 中田 慧

作品主旨:
 太田川はどこから流れてくるのか、上流の分水嶺を目指して自転車で向かった。向原にあった泣き別れ分水界は珍しい平地の分水嶺だった。立体地図を作ると三篠川の河川争奪によって風隙ができ、平地の分水界になったことがよくわかった。工夫した点は河川争奪の様子がわかるよう昔と現在の川の流れを透明なフィルムで表現しています。実際に現地で分水標より北は江の川、南は太田川が流れる様子を想像するととても不思議な感じがした。

千代田の特色と人口の謎

国土地理院中国地方測量部長賞

作品名:千代田の特色と人口の謎

受賞者:広島市立広島みらい創生高等学校 3年 岡本 大

作品主旨:
 私は、今回の作品を通して千代田地域の特色,人口推移について地図や統計等を比較することでその真相に迫ることができました。また、千代田地域を調べているうちにその街がどういう過程を経て形成されたのか、具体的にどこが発展しているのか、工業団地にはどういう企業が入っているのか等、今まであまり関心がなかったことも分かり、とても興味深かったです。そして、実際に現地にも足を踏み入れ、調べたことと照らし合わせながら街を見てみると、ここの工業は○○を作っているのか、ここのエリアはこういう成り立ちで今の姿になったのか等いつもとはまた違った視点で街をみることができとても楽しかったです。元々、地理好きではありましたが、今回の作品の製作を通してさらに地理が好きになりました。今後は、趣味として他の地域も分析してみたいです。

知床半島とヒグマ

国土地理院長賞

作品名:知床半島とヒグマ

受賞者:ノートルダム清心高等学校 1年 竹内 凛 

作品主旨:
 夏の家族旅行で行った世界遺産である知床は、多くのヒグマの生息地でレクチャー受講必須の区域があり、また今年は度々ヒグマ被害のニュースを見て関心を持ち、地形とヒグマについて考察しようと思った。実際行くと想像を絶する大自然が広がっていたが、断崖も多く、ヒグマにとって狭いと感じた。イメージしやすいように撮影した写真を添付したり、滞在から学ぶことが出来たヒグマとの共存するための課題についてまとめた。