昭和基地におけるローカルタイ測量(第65次南極地域観測隊)(要旨)
Local Tie Surveys at Syowa Station, Antarctica by JARE65
著者
測地部 鈴木啓・岡村盛司・瀧修一・平岡喜文・吉藤浩之・小門研亮
九州地方測量部 福﨑順洋
九州地方測量部 福﨑順洋
要旨及び本文
国土地理院は,1956年の第1次南極地域観測隊から継続して職員を派遣し,測地分野の作業を担っている.測地分野では,南極地域の正確な位置情報や地図などの整備(測地測量と地形情報の整備)を主目的にGPSをはじめとする衛星測位(GNSS測量)や空中写真撮影を実施し,南極地域における野外活動を支える基礎資料を作成している.その他にも,国際的なGNSS連続観測局の保守や国際絶対重力基準網を維持するための観測を定期的に実施している.
また,昭和基地には,地球規模の測地観測に必要なVLBI局,GNSS局,DORIS局といった観測局が併設されている.これらの観測局は,天体や人工衛星からの信号に基づいて,地球上における位置を測定することをはじめ,国際的な位置の基準である国際地球基準座標系の構築に必要な観測を実施している.しかし,異なる観測局間では観測技術の違いに伴う系統的な差が存在するため,それぞれの観測局同士で測定した位置は完全に一致しない.そのため,これらの異なる観測局を結合させるためには,観測局それぞれのアンテナ中心同士の精密な位置関係が必要となる.そこで,第65次南極地域観測隊では,昭和基地に併設するVLBI局,GNSS局,DORIS局それぞれのアンテナ中心同士の位置関係を求める測量を実施したので報告する.
本文[PDF:1,666KB]
また,昭和基地には,地球規模の測地観測に必要なVLBI局,GNSS局,DORIS局といった観測局が併設されている.これらの観測局は,天体や人工衛星からの信号に基づいて,地球上における位置を測定することをはじめ,国際的な位置の基準である国際地球基準座標系の構築に必要な観測を実施している.しかし,異なる観測局間では観測技術の違いに伴う系統的な差が存在するため,それぞれの観測局同士で測定した位置は完全に一致しない.そのため,これらの異なる観測局を結合させるためには,観測局それぞれのアンテナ中心同士の精密な位置関係が必要となる.そこで,第65次南極地域観測隊では,昭和基地に併設するVLBI局,GNSS局,DORIS局それぞれのアンテナ中心同士の位置関係を求める測量を実施したので報告する.
本文[PDF:1,666KB]


